パドゥム・ダルチャ・トレッキング‐13日間
インド・ラダックのパドゥムからダルチャへのトレッキングです。
1日目 レーからムルベクへ車で移動
レーからムルベク(標高3600m)への7時間ほどの車での移動です。
ジープでレーからの旅をスタートさせ、途中、ラマユル、リキル、リゾン僧院に立ち寄り、ムルベクまで移動します。
ムルベクは仏陀の彫刻が施してある大きな岩があることで有名な村です。
カルギルまで36kmのところのムルベクでキャンプで一泊します。
2日目 ムルベクからカルギルを経由してランドゥムまで車で移動
ムルベクからカルギルを経由してランドゥムまで車で移動します。
カルギルは、素晴らしい眺めのスル谷のヌン・クン山に最も近い街です。
キャンプで一泊します。
3日目 ランドゥムからパドゥムへ車で移動
ランドゥムからサニ・ゴンパを通ってパドゥムに向かいます。
この日はランドゥムとサニ・ゴンパを経由してパドゥムに車で向かいます。
4日目 パドゥムからラルまでのトレッキング
パドゥムからラルまでの6時間のトレッキングです。最初は埃舞う道を歩きます。
途中、シラとバルダン村を横切ります。
バルダンは谷の僧院(標高3620m)として知られており、へミス僧院と同じドゥク派の系統です。
また大きくて美しい有名なマニ車もあります。
バルダンから約2時間30分ほどのトレッキングします。カンラ(峠)に向かう前にツァラプ川に沿って歩きます。そして山から高原に下りて行き、ムネ僧院(標高3900m)を経由してレル村に行きます。
5日目 ラルからイチェルへのトレッキング
ラルからイチェルへの3,4時間のトレッキングです。この日はとても楽しみな日になるでしょう。ルン・ナグ谷の中でも一番大きなイチェル村を見ることができるからです。
6日目 ラルからペプラへのトレッキング
ラルからペプラへの4時間ほどのトレッキングです。青いザンスカール川に沿って4,5時間ほど歩きます。
ペプラのキャンプで一泊します。
7日目 ペプラからプルネへのトレッキング
ペプラからプルネ(標高3775m)への5,6時間ほどのトレッキングです。
8日目 プルネからプクタルへのトレッキング
プルネからプクタルそしてプルネに戻ってくる4時間ほどのトレッキングです。プクタル(標高3850m)へのトレッキングはツァラプ川の右岸を行きます。渓谷は開けて行き、仮設の橋に到着します。
短いトレイルの後、チョルテンとタルチョが点在してる小さな高原を横切ります。
プクタル僧院の外観に驚きを隠せないでしょう。ザンスカール渓谷で最も素晴らしい場所の一つです。
僧院の風貌は、そのユニークな作りも相まって、ずっと記憶に残りそうです。
僧院は石灰岩の崖の上にあり、そのホールは巨大な洞窟を掘って作られています。僧侶の移住地区は丘の横面に点在しています。
洞窟奥の湧き出る泉はいまだに女性の出入りが許可されていません。
僧院の内には、ザンスカールに初めて訪問したヨーロッパ人の一人であるアレクサンダー・チョーマ・ド・ケーレス(ハンガリーの歴史家、1825‐26)の碑文があります。
僧院訪問後、再びプルネに戻り、ここで一泊します。
9日目 プルネからタブレイへのトレッキング
プルネからタブレイへの6時間ほどのトレッキングです。今日も新たなトレッキングの始まりです。渓谷に架かる橋を渡って行きます。
テタ村(標高3980m)の巨大な肥沃な高地の急坂を登る前に、川の右岸に沿って歩きます。
これはあまり知られていない素敵なコースです。家畜の繁殖の中心の村のカル(標高3990m)にある良く手入れされたストゥーパが下りの目印になっています。
カルを過ぎタンゼ村(標高3850m)に向かって、川の右岸を下っていきます。
タンゼ村からタブレイへの比較的簡単なコースは、バララチャとフィルツェ・ラ(峠)からなるダルチャ‐パドゥム・ハイキング・ツアーとも重なります。
10日目 タブレイからラクンへのトレッキング
タブレイからラクンへの7,8時間のトレッキングです。タブレイからのトレイルは、ザンスカール・エリアで最も標高の高い居住区のカルギャク村(標高4050m)の左側を徐々に上って行きます。
比較的簡単なコースは、ゴンポ・ランギュンの名で知られる大きな岩のタワーに向かって上って行きます。
いろいろな表情を持つ岩を過ぎ、カルギャク川上流に到着すると、私たちの他にもトレッキングしている方々が見えます。
ラクン(標高4470m)という名で知られている牧草地に美しい姿の放牧されたヤクたちがいます。
ここは最もキャンプ地に向いている場所の一つです。
11日目 ラクンからラムジャクへのトレッキング
ラクンからラムジャク(標高4290m)への6,7時間ほどのトレッキングです。シンゴ峠(標高5090m)に挑戦するためのエネルギーを確保するために、この日はより栄養のある朝食を取ります。
ヒマラヤによくあるような大変な登山ではなく、数時間あれば達成できるようなコースになっております。
徐々に峠まで登って行きます。
峠からの素晴らしい眺めは、つい言葉を無くしてしまうかもしれません。目の前に6000mを超える頭に雪を被ったヒマラヤとバララチャ山脈の最高な眺めが広がります。
多くのタルチョの旗がシンゴ・ラではためいています。
良く踏みしめながら峠を下って行く簡単なコースです。
谷の右側を行く小さいけれど険しいルートです。チュミク(標高4640m)にある羊飼いの小屋を通り過ぎ、ルムジュクの草原のキャンプ地に行きます。
12日目 ルムジュクからパラモへのトレッキング
ルムジュクからパラモへの5時間ほどのトレッキングです。川の右岸を歩きます。ザンスカール・スムド(標高3860m)の入り口まで徐々に下って行きます。
ザンスカール・スムドに到着する前に、とても簡単な峠を越えます。でも油断は禁物です。
交差路での急坂を下った後、滑車に乗って川を渡ります。
もっと進み、パラモに着くまで、岩場のほうへ川の対岸に沿って歩きます。
トレッキング最後の夜のキャンプです。この愛すべきな緑の上で、スリリングな冒険に終わりが来ます。
13日目 ダルチャからマナリへのトレッキングと車での移動
ダルチャからマナリ(標高3350m)までの3時間ほどの最後のトレッキングです。最後の冒険は短く一番簡単なハイキングです
谷を下り、ラリク村(標高3430m)を通ります。最後のカウントダウンのダルチャに到着するまで埃舞うルートに沿って壮大な渓谷を行きます。
ここからマナリまで車で移動します。