ラマユル・ルプショ・ツォカル湖・トレッキング-17日間
インド・ラダックのラマユルからルプショを経てツォカル湖へのトレッキングです。
行程
1日目:レーからラマユルへ車で移動し、ワンラへのトレッキングです。
2日目:ヒンジュ村のキャンプ地へのトレッキングです。
3日目:ヒンジュからスムダ・ドクサ渓谷へのトレッキングです。
4日目:スムダ・ドクサからドゥン・ドゥン・チャン・ラ・ベースへのトレッキングです。
5日目:チリンに下って行きます。
6日目:チリンで休息を取ります。
7日目:チリンからスキウへ登って行きます。
8日目:マルカ村へのトレッキングです。
9日目:マルカからタチュンツェ・キャンプへのトレッキングです。
10日目:タチュンツェからヤクルパルへのトレッキングです。
11日目:ザルン・カルポ・ラ(峠)からカルへのトレッキングです。
12日目:カルからダトへのトレッキングです。
13日目:ヤル・ラ(峠)から登っていき、それからルンモ・チェへ下って行きます。
14日目:ルンモ・チェからスパン・チェンモへのトレッキングです。
15日目:スパン・チェンモからツォカルへのトレッキングです。
16日目:ツォカル湖の周りをトレッキングです。
17日目:レーへ戻ります。
詳細行程
1日目
旅は早朝レーから始まり、車でラマユルに移動します。
インダス川に沿って走り、シャム谷に入ります。
ラマユル僧院を訪問し、その後トレッキング開始の準備をします。
小川に沿って歩き始め、プリンクティ・ラ(峠 3700m)へ登って行きます。
シラ村(標高3700m)を通り、キャンプサイトがあるワンラ(標高3250m)に到着です。
村を探索したり、日光浴をしたりして楽しみましょう。また近くの僧院を訪問するのもいいかもしれません。
2日目
ホコリ舞う道を行くとウルシ村の一部であるフェンジラ村に(標高3400m)に到着です。その後、小麦を挽く石臼が設置してある石や土で作られたランタックという名で呼ばれる小屋がある、小さな谷に入って行きます。
キャンプサイトまで2kmほどのヒンジュ村(標高3700m)に到着です。
3日目
キャンプ地からコングスキル・ラ(峠 4900m)へ登って行きます。ラダックのの野生動物を見ることができます。
ストクとカラコラム山脈の広大な眺めを楽しんで下さい。
砂っぽい急斜面を下ります。一歩一歩踏みしめるのが難しいので気をつけて下りてください。
谷の左側を歩き、ヤク飼いの素敵な小屋(標高4500m)に行きます。
近くにはキャンプサイトがあります。ここはスムダ・チャンモ村の人々の居住区でもあります。
4日目
早朝、ショート・トレッキングをします。幾つもの小川を渡り、スムダ・チェンモ村の一部に到着します。
そこから、村を見渡せる谷の左側を歩きます。
そして、谷のバラの茂みを通り、フォトクサル(標高5680m)の雪冠より溶け出た川を渡ります。
ラナック(峠)への急斜面の登り始めの場所で、野生のエーデルワイス(ウスユキソウ)や野生の花々が多く見られます。
キャンプサイトに到着すると、コンスキラ(峠)の雄大な眺めが見れます。
5日目
ラマユル・ルプショ・トレックの5日目、ドゥンドゥン・チャン・ラ(標高4800m)に登って行きます。
ここから東を見渡せば、ストク山脈やザンスカール山脈がよく見えます。
峠を越え、尾根を下り、谷へ入って行きます。チリン村へ到着します。
6日目
今日はチリン村でゆっくり休んで下さい。
チリンは、他のラダックの村では見られない金属細工の村として知られています。
銅、銀、スズ、鉄、青銅の細工は人気があります。
村を散策し、ローカルな生活に触れる事もできます。
チリンで一泊します。
7日目
チリンで朝食を取り、スキウへ向けて登り始めます。
2時間ほどのトレッキング中、ストクとザンスカール山脈が見渡せます。
滑車でザンスカール川を渡る時は、渓谷がもっとよく見渡せるでしょう。
マーモットやブルー・シープなどの野生動物もたくさん見られます。
ゆっくりと休憩を取ってる時、テントを設営したり、美しい谷を散策したりします。また古い僧院を見ることもでき、昔、王族がスリナガルに行く途中で使っていた廃墟となってるお城も探索できます。
8日目
マルカ川に沿って歩きます。なだらかなトレッキングコースを通って美しい谷に入っていきます。
仏塔や経文を刻んんだ石、壁のある冬に使われる村落を通って行きます。
多くの茶屋はシーズン中開いています。
年間通してここに滞在するなら、様々な面白い体験ができるでしょう。
川を一度横切ると、何十件もの家を抱える谷で一番大きい村マルカに到着します。朽ち果てた要塞や古い僧院があります。
9日目
9日目はマルカ谷を通り、美しいテチャ僧院に向かいます。
今にも転がり落ちそうな崖の頂きにその僧院は佇んでいます。
何度も川を渡り谷を縦断すると、最後に数件の家がある場所に出ます。
ウムルン村を通過すると、カン・ヤツェ(標高6400m)が見渡せます。
コンマル・ラ(峠)に着くまで、この眺めは続きます。到着したハンカル村で昼食を取ります。
タチュンツェにあるキャンプサイトは谷を越えたところにあります。そこには美しい緑の草原が広がっています。
10日目
前日からのトレッキングよりも、今日のランタン谷を歩くほうがいくぶんか楽です。
ラマユルからルプショへのトレッキングの中には、トレッカーにほとんど知られていない場所もあります。
マルカの村人だけでなく、牛たちもここに集まってきます。
タチュンツェで谷が無くなるまで下って行き、川を渡ります。
谷のランタン・チュ川の左側を歩きます。
右側の道がマルカ向かって続いているのが見えます。
ランタン川沿いの道は登りが続きます。午後からは雪解けの水が邪魔をして歩きにくくなります。
重要なのは出来る限り朝早くあるき始めることです。
ヤクルパルに到着です。キャンプ設営のための場所は美しく、馬の群れを見ながら食べる食事をまた格別です。
11日目
ヤクルパルを離れ、ザルン・カルポ・ラ(峠)に向かいます。
峠からはザンスカール山脈が見渡せ、反対側には世界で一番高いチベットのチャンタン高原が広がっています。
トレッキングは続きます。急斜面を下り、多くの川を越え、気品ささえも感じられる緑あふれるカルにあるキャンプサイトに到着します。
ここで一泊します。
場所のカルナクはラダック語で黒い牛を意味します。キャンプサイトの頭上にある丘の上の場所を言います。
昔ここにはお城が建っていて、カルナクの王様が住んでいました。
古い言い伝えがあるこのお城の遺跡を探索することも出来ます。
ダトに住む遊牧民の先祖は、カルに住んでいた人々だという言い伝えがあります。
12日目
今日は緑燃ゆる広い谷を歩く、とてもリラックスしたコースとなります。
谷はタンツェ・スムドに分かれていて、左側はダトに続いており、右側はザンスカールに続いています。
二つ目の峠であるジュングラムを越えて、数多く川を渡る時に、パンツをロールアップして膝まで水に浸かりながら渡ります。
峠を越える時多くの遊牧民のキャンプを通過します。そしてダト村に到着です。
ここには多くの石造りの家があり、カルナクの遊牧民の冬の間の家となっています。
遊牧民は10月から12月と3月から6月までをここに来て過ごします。
カルナクの遊牧民の暮らしぶりはとても興味深いです。パシミナの山羊とヤクと一緒に移動し、いつも喜びに満ち溢れています。
ダトには僧院があり、ろうそくに日を灯すために、数日に一階は僧院に戻ってきます。
13日目
ダトを出て、野性味あふれるチャンタン高原に入って行きます。高原の谷は広くて深く、ヤル・ラ(峠)に歩いて行きます。
春の間、遊牧民たちはザラに動物たちを連れて行きます。
30以上の家族がキャラバンでヤクを連れて行く姿は感動的です。
この谷からは簡単に峠を越えます。
ルンモ・チェの草原で昼食を取ります。その後短いトレッキングです。
休息の夜の自然は美しく、山脈は雪をかぶり、空の闇にヤクは溶けます。
14日目
美しいヤガンの丘を通過します。
カルナクの多くの石の家が点在しています。
到着したザラは夏の間のカルナク遊牧民のキャンプ地です。ここからジープロードへ進路を取ります。
この村を探索します。バター茶がお客様を出迎えます。
タイミングが合えば遊牧民が黒いテントまで招待してくれるかもしれません。
スパン・チェンモで一泊します。
15日目
レー・マナリ・ハイウェイを横切ります。数時間でツォカル湖に到着です。
16日目
ツォカル湖の周りをハイキングします。オグロヅルや野生のロバ、その他の野生動物がたくさん見られます。
17日目
車でレーに戻ります。プーガ村を通過する時、野趣あふれる温泉を楽しみます。