インド・ラダックのラマユルからチリンへのトレッキングです。
1日目:レーからラマユルへの3、4時間車での移動。ラマユルからワンラ(標高3250m)への3,4時間のトレッキングです。早朝、レーを出発し、シャム渓谷を通ってインダス川沿いに、ラマユルへ時間ほどかけて車で移動します。
ラマユル僧院は10世紀にリンチェン・ザンポが建立しました。
このゴンパは山の中腹に位置しています。
このゴンパは幽玄な姿をしており、また多くのカーペットを貯蔵していることで知られ、掛け軸や壁画は長い間多くの人たちを魅了し続けていました。
中央ラダックでは一番古いゴンパと信じられています。ラマユル僧院を訪問してから、トレッキングと馬の準備をし、私たちの初日の旅が始まります。
時々小川に沿いつつ歩きます。徐々に小さな峠プリンクティ・ラ(標高3750m)に登って行きます。
小さな谷をシラ村に向かって下りて行くと、3kmほどでワンラ(標高3250m)に到着です。
2日目:ワンラからヒンジュ(標高3720m)へのトレッキングです。砂埃舞うルートを進んで、フェンジラ(標高3410m)そして家が点在しているウリ村に到着します。村の中心から離れれた場所にある伝統的なランタック(水の流れを利用して回す小麦をひくための石臼が置いてある石作りの小屋)に到着するまでは狭い谷を通って行きます。
コースはヒンジュ村(3720m)を通り、2kmほど行くとヤク飼いの野営地の中にキャンプ地があります。
3日目:ヒンジュからスムダ・ドクサ(4430m)への5,6時間ほどのトレッキングです。野営地から再びトレッキングを始めます。コンスキル・ラ(峠4950m)に向けて登って行きます。
チャンスがあれば野生動物たちを見ることができます。
コンスキル・ラ(峠)まで徐々に登って行きます。峠からはカラコラムとストクの山脈のめまいがするほどの景色が広がっています。
急坂を下って行きます。氷河の堆積物の上は崩れやすいので、気を付けてください。
谷の左側を歩いて行きます。キャンプサイトに到着する前に、ヤク飼いの小屋のある場所(標高4500m)を通って行きます。
この谷のほとんどはスムダ・チェンモの村人たちの居住区になっています。
4日目:スムダ・ドクサからドゥン・ドゥン・チャン・ラ・ベース(標高4430m)への4,5時間ほどのトレッキングです。いくつかの川を渡る短いトレッキングの後、スムダ・チェンモ村に到着です。
谷の左側を歩きます。緑に燃える谷はとても美しいです。
谷の野生のバラの中を通って歩いて行きます。フォトクサル(標高5685m)からの雪解け水が作る川を渡ります。ラナックへの急坂を登る前に、ラダックのエーデルワイス(ウスユキソウ)とその他の高山植物が見られます。
キャンプサイトからのコンスキラ(峠)の眺めがとても美しいです。
5日目:ドゥン・ドゥン・チャン・ラ・ベースからチリン(標高3550M)への5時間ほどのトレッキング、そしてレーへ戻ります。ドゥン・ドゥン・チャン・ラ(標高4820)にむけて登って行きます。峠からは美しい遠景の東方向にストク山脈が南方向にザンスカール山脈が見えます。
チリン村に到着する前に、細くなっていく谷に向かい徐々に尾根を下って行きます。
銅、銀、スズ、鉄、青銅の細工で有名なラダックの村チリンは、何世紀にもわたりレーのマーケットにそれらを出荷しています。
チリンからザンスカール川沿いを3時間ほど歩きます。ついにインダス川との合流地点にたどり着きます。ここからはレーへ簡単に戻れる道があります。
6日目:チリンからレー(標高3500m)へ戻ります。インダス川とザンスカールの合流地点からレーへは車で2時間ほどです。もしお客様がもっと楽しみたいのであれば、チリンでのラフティングはいかがでしょうか?