インド・ラダック・マルカ谷のトレッキングです。
1日目:スピトク‐ジンチェン(4~5時間)早朝、車でスピトクに向かいます。そこではトレッキングのグッズを担いだ馬が待っています。
コースは古い乾燥したむき出しのジープ道から始まります。水と日焼け止めは絶対に必要です。
荒れた土地を歩いた後、緑茂るジンチェン渓谷へ入って行きます。ルムバク川は大きなインダス川へ流れ込んでいます。
私たちのキャンプサイトは、谷のもっと奥にあるジンチェンの2軒の家の近くにあります。
2日目:ジンチェン‐ガンダ・ラ・ベース(3~4時間)今日へミス・ナショナル・パークに入っていきます。運が良ければ多くの野生動物たちが見られるでしょう。
ナショナル・パークにはスノー・レパード、オオヤマネコ、ラダックヤギ、グレート・チベタン・シープ、ブルー・シープ、レッド・フォックス、チベタン・ウルフ、アカオオカミ、マーモット、雪うさぎなどが住んでいます。
入場料を払った後に、谷にあるルンバク村にたどり着く前に、美しい渓谷を通って徐々に登っていきます。
村の女性が経営している茶屋で休憩します。
お茶をした後、ガンダ・ラ(峠 4545m)のベース・キャンプに到着する前に、ユルチェの家を過ぎます。
キャンプサイトからは、ストク・カングリとストク山脈全体の壮大な眺めが見れます。
3日目:ガンダ・ラ・ベース‐ガンダ・ラ(峠)経由スキウ(6~7時間)軽い朝食の後、ガンダ・ラ(峠 4900m)に向けて2時間ほど登ります。
峠の頂ではチョルテンとタルチョ(旗)がはためいています。ブルー・シープやマーモット、野生のヒツジが丘の周りを歩いてるのが見られるかもしれません。
そびえたつザンスカール山地と遠くにヒマラヤ山脈が非常によく見えます。
短い休憩の後、シンゴに徐々に登っていき昼食にします。
スキウ(標高3300m)のキャンプ地へ到着前に、壮大な渓谷を通って、2時間ほど歩きこの日の最後を飾ります。
この牧歌的な村の中に古い僧院と古いお城があります。王族がスリナガルに行く途中の休憩場所として使っていました。
4日目:スキウ‐マルカ(7~8時間)そこそこのレベルの峠に向かって愛すべき谷を通ってトレッキングをします。
冬場のコースはさまざまなポイントで川を渡ります。ラトス(地元の神々を奉る神社)がある冬場の地元の人たちが使う居住地やマニ・ウォール(経文が彫られている石)を通り過ぎます。
ピーク時はたくさんの茶屋のテントが張られます。
マルカ(標高3800m)は谷で一番大きな村です。20ほどの家があり、古い僧院と廃墟の城砦があります。
5日目:マルカ‐タチュンチェ(5~6時間)マルカ谷トレッキングは、石臼が置いてある古い小屋や廃墟の城や崖の上に誇らしげかつぼんやりと建っている縁起の良いテチャ僧院を通ります。
谷の最後の集落を通る前に、川を何度か渡ります。
ウムルン村を離れた後、最初に見えるのは壮大なカン・ヤツェ山です。コンマル・ラを渡るまで見えます。(標高6400m)
ハンカル村(谷の最後の村)で昼食を取った後、タチュンツェ(標高4100m)の素敵な緑の牧草地に向かいます。そこのキャンプで一泊します。
6日目:タチュンツェ‐ニマリン(4時間)今日はニマリンの美しい高原に行きます。夏の間はマルカ谷の村人たちが家畜の群れを放牧しにやってきます。
ニマリンはトレック中で一番標高が高いキャンプ地です。右側にはカン・ヤツェ山の素晴らしい眺めが見えます。
7日目:ニマリン‐コンマル・ラ経由シャンスムド(7時間)心のこもった朝食の後、コンマル・ラ(峠 5200m)を越えます。トレック中では一番標高が高い峠です。ここからインダス渓谷とラダック山脈の素晴らしい眺めが見えます。
急斜面を下りて行きます。奇岩が多くあるシャン渓谷に着くころにはコースは比較的簡単になっています。
チュスクルモのサワー温泉(アムチである医師によって伝統的な治療に使われる)へ着く前に、何度か川を渡ります。
シャン・スムドで一晩キャンプをします。
8日目:シャン・スムド‐マルツェラン経由レー 2時間ほどマルツェランへのジープ道を歩いた後、ジープでレーへ戻ります。
レーに行く途中で、素晴らしいティクセ、へミス、シェイ僧院を訪問します。